2012-05-11

ビックカメラがコジマを買収、一方首位のヤマダ電機がとった行動とは?

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M&Aが盛んな家電量販業界でまた動きが。

ビックカメラ、コジマを買収 家電量販業界2位に

エコポイント制度という"ドーピング"の効果、そしてそのリバウンドはどうだったのでしょうか?過去13四半期の業績を追ってみました。

2012-05-09

ガチャ効果か!?GREE・モバゲーのARPU上昇続く(2012年3月版)

コンプガチャ景表法違反問題で揺れるGREE・DeNAの決算が出揃いました。何もこんなタイミングで・・・と両社の財務担当者は眠れぬGWを過ごしたのではないでしょうか?本当にお疲れさまです。両社ともに出てきた数字は好調そのもの。ただし、今後の展開は・・・といったところです。

さて、ソーシャルゲーム業界で重要な指標とされるのがARPU(Average Revenue Per User)。いわゆる、「顧客一人当たり売上高」というやつです。コンプガチャをはじめとする、客単価上昇策で両社のARPUははどうなっているのでしょうか?


2012-05-07

2011年度は上場企業の不正会計祭り!?過去5年で最悪の数字に

◆ 2011年度は不正会計祭り!?過去5年で最悪の数字に


2011年度、不正会計が発覚した上場企業の数が過去5年で最悪だったったというレポートが東京商工リサーチから出ました(2011年度「不適切な会計・経理を開示した上場企業」調査 ~ 過去5年間で最多の32社が開示 ~)。その数32社、そのリストをzakzakがまとめてくれました(“不正ざんげ”上場企業32社リスト!粉飾、特別背任…)。

さて、不正会計が発覚しちゃった各社。その業績・財務はどうなっていたのでしょうか?まとめてみました。

code 社名
7538 大水
3781 DPGホールディングス(上場廃止)
2375 スリープログループ
2447 Now Loading
6660 インネクスト(上場廃止)
3731 京王ズホールディングス
2414 塩見ホールディングス(上場廃止)
3090 ミネルヴァホールディングス
4567 ECI
2140 クラウドゲート(上場廃止)
7733 オリンパス
2282 日本ハム
2426 ピーアンドピー
1860 戸田建設
5232 住友大阪セメント
1946 トーエネック
3880 大王製紙
3783 ナノ・メディア
9890 マキヤ
6254 野村マイクロ・サイエンス
2906 ホッコク
4241 アテクト
3318 メガネスーパー
3061 KFE JAPAN(上場廃止)
8514 RHインシグノ(上場廃止)
7270 富士重工業
3086 J.フロント リテイリング
5856 東理ホールディングス
3071 ストリーム
2436 共同ピーアール
1961 三機工業
3587 プリンシバル・コーポレーション

赤字垂れ流しだったり、キャッシュフローがめちゃくちゃな動きをしていたりなかなかに壮観です。この中で、少なからぬ企業が上場廃止になっちゃってますが、上場廃止になった企業の業績・財務の状況も見られるのがシェアーズの良い所ですよ!


◆ 会計は"創造"だ! - 低収益体質が不正の温床


さて、このリスト、監査法人から投資家に対してのイエローカードである"継続企業の前提"に注記がついた企業のリストとめっちゃ重複しています。

(参考)触るな危険!?"危ない会社"42社のリストから見えてきた特徴とは?

不正会計には、従業員や役員による会社資産の持ち出しなどもあります。しかし、インパクトが大きいのは経営者自らが意図的に利益を"創造"しにきたケースです。オリンパスの例がまさしくそうでした。

不正会計祭りの背景には何があるか?

それは低収益体質、そして、そういった状況でも「いい数字を見せたい」という経営者心理・・・

本来であれば、利益は、顧客に価値を提供し、そレに対する対価としていただくもの。しかし、このまっとうな道筋は競合が存在する以上、簡単なものではありません。

経営者ともあれば、色々なプレッシャーにされされています。数字を創るために会計マジックというお手軽な選択肢をとってしまうというのも、人間という性弱な存在からすれば起こりうることなのかもしれません・・・。

企業に限らず、自分を大きく見せようとして無理をすると痛い目に合うものです。

それではー

2012-04-23

食品メジャーのダノン、ヤクルトを一飲みで買収か!?

ヤクルトの株価が急騰しています。その要因は、ヤクルトの筆頭株主でもあり、国際的な食品メジャー仏ダノンがヤクルト株を買い増そうとしているとの報道にあります。

ヤクルト「ダノンと協議」 株買い増し交渉 (2012/4/21)
ダノン、ヤクルトへの出資比率引き上げ検討 (2012/4/22)

さて、このダノンという会社一体何者なのでしょうか?


◆ ヤクルトとダノン、その規模を比べてみたら・・・


ということで、ヤクルトとダノンの規模をB/S(貸借対照表)で比べてみました。

2012-04-20

どうしてこうなった?収穫期のアップル、種蒔きが実を結ばないソニー

アップルのありえない収益力はどこから来るのか?その要因として"デザイン力"を挙げた日経新聞の「数字が語るアップル「デザイン経営」のすごみ 設備投資に5900億円」という記事が話題です。

"デザイン"という言葉の意味が、単なる製品の外形にとどまらず、ビジネスモデル・収益モデルの構築ところまで含んでいる感じですね。

◆ アップル・マイクロソフトの贅沢な悩み

ビジネスモデルをデザインしたアップル、マイクロソフト。先週のエントリー「配当を発表したアップル、その身も蓋もない理由とは?」では彼らの「"投資"と"回収"のサイクルがどうなっているのか?」そして、事業からの"回収"効率が良すぎるあまり生じる「事業に必要の無い現金をどう使うか?」という贅沢な悩みを取り上げました。

ちょっと振り返ってみましょう。

◆ 「普通の会社は右下の法則」 - キャッシュフロー・マトリクスで企業の実態を知る

アップルの例を見る前に図の見方をご紹介します。「"投資"と"回収"のサイクルがどうなっているのか?」を把握するための方法。それには、横軸に"回収"、縦軸に"投資"をとったマトリクスで見るとよいでしょう。

右に行くほど稼ぎが大きく、下に行くほど投資をしているということになります。普通の会社は、事業に"投資"してお金を使って、その投資をもとにお金を"回収"をします。つまり、"投資"はマイナス、"回収"はプラスになるのが普通の会社といえます。この図でいうと右下の象限になります。

「普通の会社は右下」と覚えておいてください。そして、この右下の領域はさらに2つに分かれます。まず、斜めに走る点線より上部にプロットされている領域。こちらは投資よりも稼ぎが大きく、手元のキャッシュが増えている"収穫期"といえます。もう一つの領域は投資が稼ぎよりも大きい状態、"種蒔き"をしている段階といえるでしょう。

◆ 成長まっただ中のアップル、「成長の終わり」を告げたマイクロソフト

まずはアップル。

そしてマイクロソフトです。


両社とも、右下かつ"回収"が"投資"を上回っている領域におり、キャッシュがどんどん溜まっている状況を表しています。

大きな違いは、"回収"の水準の変化です。マイクロソフトが同じようなところにとどまっているのに対し、アップルはその額がどんどん大きくなっています。

さて、冒頭の記事で比較対象にされたソニーはどうなっているのでしょうか?

◆ 種を巻き続けるソニー、収穫期はいつのことやら・・・


2000年から2011年まで、ほとんど似たような領域にとどまっています。問題なのは"投資"を"回収"に結び付けられていないことです。

この間の現金の流出額は150億円を超えています。種を撒いても撒いても、大きな実を結ぶことがない。先の見えない耕作を続けているのが今のソニーの実態といえそうです。

こんな時こそ、企業がどこへ向かおうとしているのか?ビジョナリーな経営者が求められるところでしょう。しかし、新しい経営方針からはそれをうかがい知ることは出来ません・・・。

2012-04-13

配当を発表したアップル、その身も蓋もない理由とは?

配当・自社株買いなど総額450億ドル(!)の株主還元プログラムを発表したアップル。このニュースを受け、アップルの株価は続伸しています。さて、webでは以下の様な声をよく耳にしました。

配当するんだから株価が上がって当然でしょ?
ジョブズが死んでしまって、新しい投資方法が分からなかったのでは?
配当するなんて、成長企業としてのアップルは終わったな

同じ配当という現象に対し、ポジ・ネガ反応が分かれているようです。さて、配当・自社株買いという株主還元策は、"企業の実態"によって異なったメッセージを伝えるからです。

アップルが配当を開始した最大の要因は、「最近、儲かりすぎワロタw」です。製品が売れまくった結果、アップルにはキャッシュがたまり続けていったのです。それを表したのが次の図になります。


2012-03-02

エルピーダメモリの死因は超円高!?経営破綻の本質的な要因とは?

エルピーダよ、2度目の敗戦を無駄にするな」元エルピーダ湯之上隆氏がJBPRESSに出稿した記事が興味深い。注目はその冒頭部分です。

通常、記事の冒頭部分はキモとなる部分であります。そこを「俺は自分の名前を間違えられて怒っている」という主張のために費やすとは・・・。D・カーネギーの名言「名前は、当人にとって、最も大切なひびきを持つ言葉である」を思い出さずにはいられないところです。

さて、幸いにして自分は名前を間違えられたことはないのですが(「誰でしたっけ?」というのは、もちろんあります!)今日のエントリーに入ります。

◆ 経営破綻の本質は・・・

氏はエルピーダ経営破綻は下記の要因ではない、としています。
経営破綻の原因を、「DRAM価格の下落、歴史的円高、震災、タイの洪水」にあるとしている。全員、間違っている。
いや、さすがに円高の影響はデカイだろう・・・ということで、業績と為替をグラフにしてみました。

2012-02-24

家電業界、巨額損失の歴史をまとめてみた。そして利益は吹き飛んだ・・・

Economist紙の記事、「日本の電機産業:頂点からの転落が、電機各社がいかに株主価値を毀損してきたか?という特集を組んでいます。2000年から比べると、株主価値は何と3分の1になってしまったそうです。

もちろん、株主価値が下がっているということは、実態としてのビジネスが傷んでいるわけです。ということで2000年からの13年間、電機各社がどんな業績をたどってきたか?まとめてみました。

◆ 巨額損失、そして利益は吹き飛んだ・・・

2012-02-13

Twitterのトレンドを分析すれば株価が予想できる? FIBC 2012で株式会社ホットリンクが大賞を受賞

2月13日:(FXネット) 金融ベンチャー企業・金融機関・ベンチャーキャピタルが一堂に会し、日本の金融サービス市場にイノベーションをもたらすために何が必要であるかを議論する日本初の試みとして「金融イノベーションビジネスカンファレンス FIBC 2012」が2012年2月8日、株式会社電通国際情報サービス主催で開催された。
会場となったベルサール八重洲(東京都中央区八重洲)には200名ほどの参加者が集まり今回のイベントへの関心の高さが伺われた。


2012-02-07

【速報版】GREE、モバゲーら、SNS市場のまとめ(2011年12月版)

◆ ARPUの逆転劇、その後は!?


ソーシャルゲーム業界で重要な指標とされるARPUAverage Revenue Per User)。いわゆる、「顧客一人当たり売上高」というやつです。GREEがモバゲーを逆転したのが2011年9月決算でした(詳しくはGREE、モバゲー。ARPU逆転劇を一枚にまとめてみた)。

両社の2011年12月期決算が出揃ったので最新版をうpします。


いやはや、GREEの突き抜け具合が凄まじいですね
かたやモバゲーは・・・

とりあえず速報版としてここまでを紹介。

「ら」としたサイバーエージェントミクシィも含めた続報は後日うpします、楽しみにお待ちくださいませー

◆ GREE、モバゲーを逆転、3ヶ月前の状況は?


なお、SNS市場の3ヶ月前の状況は GREE、モバゲーを逆転?SNS市場のまとめ(2011年9月版) で取り上げています。こちらもぜひ、ごらんください。
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