2010-12-08

爆走ゼンショーのエンジンとは?

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牛丼バトルで勢いに乗るゼンショーが外食産業トップに躍り出たそうです
(しかし、この中身には裏があります、それはまた別の機会で・・・)。

【外食】すき家ゼンショーがトップへ 低価格店舗躍進が続く
(出所:日経ビジネスオンライン  

ゼンショーとマクドナルド過去10年業績推移はこちらから







2001年3月   340億円だった売上が
2010年3月 3,340億円にまで成長しています。

これだけ成長は主力ブランド「すき家」だけで達成できるもではありません。
そう、ゼンショー拡大背景にはM&Aがあります。

ココスジャパン
サンデーサン
なか卯
等々

ゼンショーはこれら買収資金を自己資金ではなく、借金でまかなってきました。
同じ期間のBS推移を見るとそれは明らかです。



ゼンショーのBS-過去10年


買収により総資産が大きく増えています。
そして、ほとんど同じ分だけ借金(短期借入金、長期借入金合計)も増えています。

確かに、ゼンショー成長は目をみはるもがありますが
一方、借金へ依存度高さにたじろいでしまいます。

ゼンショー企業スローガンは
食べる物に、世界一臆病な企業でありたい。(出展:Wikipedia)だそうですが

ゼンショー資本政策は、極めてアグレッシブといえるでしょう。

さて、ゼンショーをここまで突っ走らせたエンジンは一体なんなでしょうか?


◆創業一族猪突猛進

それはオーナー経営者存在です。

ゼンショーは創業者小川社長(&関連会社)が株式半数近くを持つ同族色強い会社です。

つまり、ゼンショーは小川社長気持ち趣くままに突き進んで行ける(いい意味でも悪い意味でも)会社なです。

普通に考えたら、成長性限られる(と思われている)日本外食産業に、これだけ投資はできません。
しかも、おもいっきり借金をしてまで・・・

点、吉野家HDとは大きく異なっています。
吉野家HDは伊藤忠が筆頭株主で、代表安部社長は雇われ社長です。
ゼンショーような思い切った資本構成は取りづらいでしょう。

吉野家HDのBS-過去10年

左側資産内訳は似ていますが
右側資本構成がゼンショーそれとは大違いです。

翻ってゼンショーですが、有利子負債多さはまるでインフラ産業のようです。

インフラビジネスが借金に依存できるは、事業安定性が高いからこそです。
いくら「食」が毎日欠かせないもとはいえゼンショー以外にも選択肢はいくらでもあります。


とするとゼンショー小川社長はきっと違う「絵」を見ているに違いありません。
どんな出口戦略を描いているか?おっかなびっくりな気持ちで見守っています。



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